わだばNYさ行ぐ
突然、というわけではなかったのですが
来月、2週間NYに行くことになりました。
ちょうど去年の今頃、本郷綜海さんの「スピプロ講座」に参加していて
その時に「絵を描く楽しさの原体験」を思い出すという出来事がありました。
こちら→ドアの向こうに見えたもの
それで、そのあと、母と中華料理店で麻婆豆腐を食べながら
「オレスタさん、どうしてるかね?生きてるかな?」
「どうだろうね?もうだいぶ経ってるし、どこか体の調子が悪いって言ってた気がするけど」
「今時、インターネットで調べたら、何か情報が見つかるかもしれないよ?」
「そうねえ」
「オレスタさんのフルネームのスペル、わかる?」
「帰って古い手帳を見たらわかるかも?」
ということで、母が古い手帳から出してきたフルネーム
「Oresta Szeparowycz」
で検索をかけてみると
facebookなどには登録されていないものの
あやふやながらも住所と連絡先を見つけました。
「生きてるのかな?届くかな?どうしてるんだろね?」
と不安になりながらも、とりあえず母が手紙を書いてみました。
しばらくすると
母のEメール宛に返事が返ってきました!!!!!
もう30年以上「死んじゃったかもね」と思い込んでいた私たちは
びっくり&大喜び!!!
ワーオ!!!
そして、もちろん、オレスタさんも大びっくりです!!
「なんてことかしら!超親愛なる友よ!あなたは、私にとっても、とても特別な友達よ!
よく覚えています!!!どうしてたのかを全部話して!!娘は元気なの?あなたは元気?まだ働いているの?
私は創作が好きだから今は石で彫刻とかしてる!!とにかく、見つけてくれてありがとう!!なんて嬉しいんだろう!!」
母にこのメールを見せてもらうと、オレスタさんは驚きと興奮で
本文ではなく、タイトルにほとんどのメッセージを書いてしまっていて笑
なんだかちょっと可愛くて笑ってしまいましたが
本当に驚いたし嬉しくて、喜び合いました。
そして、母に「オレスタさんに会いにNYに行こう!」と言いました。
「そうねえ、会いたいわねえ」
と言う母。
私は行く気満々で「行こう!」と言いましたが
母は私があまりお金を持っていないのを知っているので
「あなたの分は誰が出すのよ?笑」
と言いました。黙る私。
もちろん、あるならいくらでも出しますが、無いので黙っていました。
だけど行きたい!せっかく見つかったんだもの!しかも生きてる。
今なら、行けば、生きてるオレスタさんに会えるのです。
行かないという選択肢が見つからない。
しばらくすると、母もやっぱり同じ心持ちだったようで
「行こうか、NY。オレスタさんだって私だって、もう年だしね。」
と言いました。私のチケット代を肩代わりする気でいてくれたようです。
でも、私、もう41歳、母は70歳。
いくらなんでもこの歳になってもスネかじってるなんて、と思い続けて何十年。
いい加減、どうにか自分で資金を作りたい。(当たり前)
「なんとかするよ、お金」
とは言ったものの、家の引越しや母の引越しもあったり
どうしようか、なにしようか、考えつつ
なかなか決まらないまま月日は流れバタバタとやることに飲み込まれる生活。
春、やっと子どもたちが休み&進級でホッとした私に
「オレスタさんが、来るならもちろん泊まりにおいで、いつ来るんだ?って言うし、もう日程決めて飛行機とっちゃおう!」
と母が言ってきたのがつい2週間前くらい。
今からでも時給が安くても何でもバイトでもすれば、多少は貯まるかもしれない。
もちろん、それは一つの選択肢としてある。
だけど、どうしても私は今回、私が得意なことや好きなことで得たお金で
NYに行く資金を作りたいと思った。
せっかく私に「絵を描くことの楽しさ」を教えてくれた人に会いに行くんだから
出来ることならそういうエネルギーを集めて行きたい。
というわけで
よかったら、応援してください!!!!