不思議うまれ人間そだち

林 葉月が見た世界、描き記す絵と言葉

小沢健二「春の空気に虹をかけ」コンサート感想文

小沢健二氏が公式ホームページにて

Kenji Ozawa 小沢健二 Official Site ひふみよ

コンサートツアーの感想文、感想絵、などなどを5/6まで募集しているということだったので、帰りの新幹線で書いて送ったものをここにも載せておきます。

私が参加したのは以下の3回。

4/23東京国際フォーラム

4/29大阪城ホール

5/3日本武道館

 

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物語を見たような気がした。
小沢健二の軌跡。

東京国際フォーラム大阪城ホール、武道館
見るたびに、あ、やっぱりこれって物語だよな、と確信が深まる。

冒頭のアルペジオ
歌の出だしとともに虹色に光る空気の泡が放たれていく中
伸びやかに歌う姿、輝く演奏者たち、私たち
みんなで生を肯定する
祝祭の始まり

そして舞台演出のテーマは
「魔法を取り戻すこと」
なんじゃないかなって思った。
光があって、人がいて、透明な石があって
その透明な石は、本当の心、みたいなものでできていたかもしれない
そこに光が当たると、光が虹色になって
四方八方に、遠くまで届く
古代から太陽の光とその射す軌跡
そしてその光を反射させることは
力のある「魔法」だったはず。

原始的なもの。
手があって
楽器があって
石があって
光があって
柱があって
紐があって

音楽はもともと魔法だ。
そのことがビンビンに伝わって来るステージだった。

それと!
魔法的で聞いて、とにかく興奮して
歌詞の全てが素晴らしく絶妙で
今までの私や人や時代の全てを超全肯定された気持ちになった
あの名曲
「フクロウの声が聞こえる」
を!あの大人数で奏で声を合わせ熱唱できたことが
何よりも最高に嬉しかった!

ものすごい大名曲だと思っていて
最近の最も熱い曲
今を表し、未来に光を当てるような
そんな大団円の曲こそ
こういうある意味、混沌のある
老若男女が大勢集うようなシチュエーションで
聴き、歌いたかったので
もう、本当に最高でした。

最終日は特に
最後の最後に「フクロウ」をやってくれて
もう本当に一番最後にこの曲で大盛り上がり
したかったので
超最高!だった。感無量。
極まった。

野外で時折、雨が降るステージだったけれど
大阪城や北の丸では、暗闇の中で虹色の灯りがぐるりと丸く二段に点灯し
私は宇宙船に乗っていたんじゃないだろうか。
時空を行き来しつつ2時間のフライト、私たちはけっこう高く飛んでいたように思う。

最後に
ステージ上の演奏者達の誰もが楽しんでいて
もちろん観客側の私達も誰もが楽しんでいて
またもやユートピアやむなし!
だったけど
こうして現代の都市の言うなれば「本丸」みたいな場所で
こんな風に晴れやかな祝祭が開かれ
人々が喜び合い声を合わせて歌うことって
とても
魔法的
だと思っていて。

地球にとっても
ツボ押し
みたいで
きっと気持ちいいって
喜んでくれているんじゃないかな
パチャママも。

そんなことを感じながら想いながら
今、新幹線の帰路の中。
真っ青な青空に富士山がキリッとカッコいい。

またいつか祝祭があれば駆けつけます。

朗報、待ちます。

最高の時空を
祝祭を
どうもありがとう!

 

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